機動戦士ガンダム00 第14話 全セリフ

  1. 2008/10/29(水) 00:03:19|
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機動戦士ガンダム00 第14話 「決意の朝」 全セリフ

世界の答えを知る者なら、誰もその闇を見ようとはしない。
答えは欲望に満ち溢れ、その業から逃れられる人間などいはしない。
だから、彼らは戦うという答えを選択する。その後に続く、敗北の結果など、気にかけることもなく。
ただ、己が信念を貫き通す道を歩む。
貫いた理想の未来に、何があるのかも、わからずに…。



司会「JNN取材班の調査によると、この200年で多くの科学者、技術者が行方不明、または謎の失踪をとげているということですが」
解説者「ソレスタルビーイングがなんらかの関わりを持っていたと考えられます。新型のモビルスーツ開発には最短でも10数年かかりますから」
司会「つまり、彼らの計画は200年以上も前からあったということに?」

ユニオン偉い人「余計なことを」
部下「まだ推測の段階です。民間の報道機関の調査で、これ以上は」
ユニオン偉い人「わかった」

ユニオン偉い人「お二方とも、お久しぶりです。我々がこうして会うのは、太陽光発電サミット以来になりますかな。超人機関のスキャンダルはさぞ苦労なさったでしょう」
人革連偉い人「世間話をしにきたつもりはありません」
AEU偉い人「これは非公式な会談です。すぐに本題に入りましょう」
ユニオン偉い人「資料は読ませていただいた。これが実現されれば、世界初の試みになりますな」
人革偉い人「そうするだけの価値があると思っています。ガンダムには…」

ナレーション「ラグランジュ1、地球と月の間にある、重力と遠心力のバランスポイント、そこにはいちはやく宇宙開発に乗り出した、ユニオンのスペースコロニーがある。そこから約300キロ離れた地点には、コロニー開発のために運びこまれた、多くの資源衛星が巨大なアステロイドエリアを形成していた。その中に、私設武装組織ソレスタルビーイングの秘密ドックが存在する」

イアン「アレルヤ、状況はどうだ?」
アレルヤ「問題ありません。衛星周囲のGN粒子散布も基準値を示しています」
イアン「ここはワシらに任せて、地上に降りても良かったんだぞ」
アレルヤ「大丈夫です。僕の身体は頑丈にできてますから。それに、少し考えたいこともあって」
イアン「ワシらはもうことをはじめた。後悔すら許されぬ所業だ」
アレルヤ「ふっ、わかってますよ」

ワン「ナノマシーンの普及によって、宇宙生活への人体への悪影響は激減した。なのに、精神衛生上の観点から、地上に降りる必要があるなんて」
スメラギ「人間がコロニー以外の宇宙で暮らすには、まだまだ時間がかかるわ」
ワン「スメラギさんは、人類が宇宙に進出するのがお嫌い?」
スメラギ「私たちはまだまだ未成熟な生命体よ。でも、それも悪くないわ。重力下で飲むお酒は格別ですもの」
ワン「昼酒は身体に毒でしてよ」
スメラギ「やめたくてもやめられない。まさに未成熟」

リヒティ「なにしてんだろ、あの二人」
クリス「君それセクハラ。それに、あっちはあっちで暑苦しいし」
フェルト「これがバラ。ハロ、これは?」
ハロ「アネモネアネモネ」

クリス「あっちもあっちだし、ねえ、マイスターズは?」
リヒティ「刹那は隠れ家に戻って、ロックオンはどこかにいっちゃったっす。ティエリアは地下にいるみたいだけど」
クリス「なんつーか、連帯感ゼロねー」
リヒティ「四六時中ベタベタしてたら、気持ち悪いっすよ」

ティエリア「ソレスタルビーイングが行動を開始してから、世界で行われている紛争が38パーセント低下。軍需産業に関わりを持つ、企業の63パーセントがこの事業からの撤退を表明。この数字だけ見ると、ヴェーダの計画予測水域には到達している。問題は、デュナメスの高高度砲撃能力と、GN004ナドレを世界に晒してしまったこと。そして、刹那・F・セイエイ…」

刹那「アザディスタン、国連の支援による太陽光受信アンテナ建設計画再開」

ロックオン「なんだリヒティか、なんの用だ?提示連絡はしてるだろ?」
リヒティ「いや、なんとなく、ていうか、もしかして女の子すか?いったい何人はべらしてるんすか?」
クリス「さいてーね」
ロックオン「ばーか、野暮なこと聞くなよ。用がないなら切るぞ。じゃあな」
リヒティ「あ、ちょっと…」
ロックオン「…こんなに綺麗になっちまって…」

デスク「喜べ、絹江!昨日の報道特集、視聴率が40パーセントを超えたぞ」
絹江「本当ですか?」
デスク「番組始まっていらいの数字だぞうだ」
絹江「じゃあ、取材を続けても」
デスク「ああ、上もそういってきてる。次はソレスタルビーイングの活動における、世界経済への影響を特集するぞ。経済部のサカザキと組んで、倒産や経営を悪化させた企業をリストアップして…」
絹江「部長!」
デスク「お!おおお!」
絹江「イオリアの取材、続けさせてください!」
デスク「なんでだ?」
絹江「戦争根絶ではなく、ソレスタルビーイングには本当の目的があるように思えるんです。イオリア・シュヘンベルグを調べていけば、真実がわかるかもしれません。だから私は!」
デスク「わかった!好きにしろ」
絹江「あ…」
デスク「ただし、無理はするな絹江。深みにはまったら抜け出せなくなる」
絹江「はい」

ルイス「ママ、帰ったらパパによろしくね」
ルイス母「ルイスはとっても元気で良い子にしてたって言っておくわ」
沙慈「荷物いれおわりました」
ルイス母「ええ、ありがとう、沙慈君」
沙慈「…あ、こんにちわ。最近見かけなかったけど、どこかにいってたの?」
刹那「そんなところだ」
ルイス母「じゃあねー」
ルイス「あ、ママ」
沙慈「あ、突然なんだけど、今日時間あるかな?」
刹那「なぜだ?」
沙慈「ちょっとお願いしたいことがあって」

ユニオン大統領秘書「大統領プロジェクトGの資料は読まれましたか?」
ユニオン大統領「ああ、読んだよ。タクマラカン、人革連め、旧世代の異物、濃縮ウラン埋設地域を選ぶとはな」
ユニオン大統領秘書「演習場としては、最適です。あそこは四方を山で囲まれ、砂漠化が進み、いまや立ち入るものは皆無です。情報は遮断され、彼らにとって優位に働く」
ユニオン大統領「なりふりかまわずか。

AEU高官「我が国の派兵はこれで精一杯です」
AEU高官女性「モラリアの1件以来、世論の風当たりも強い」
AEU高官中年「しかも演習場所もあの呪われた土地だ」
AEU高官髭「だが、今軍を出さなければ、ユニオンや人革に遅れをとることになる」
AEU高官細身「結果を残せば、世論は納得する。なとしても手にいれるのだ。ガンダムを」

人革連主席「ようやく足並みが揃ったな」
主席秘書「本作戦が成功すれば、今後10年、我が党の政権は維持できるでしょう」
人革連主席「もっと未来を見つめたまえ。我が陣営が世界をリードするために、あれはどうしても必要なのだ」

ダリル「オーバーフラッグス?」
グラハム「ああ、対ガンダム調査隊の正式名称だ。おおやけにはフラッグのみで編成された、第8独立航空戦術飛行隊として機能をすることになる」
ダリル「パイロットの補充はあるんですか?」
グラハム「だからこそ、ここにいる」
ダリル「じゅ、12機も…」
ハワード「あの機体のマーキング、先頭を飛んでるのは、アラスカのジョシュアか。ジョージアのランディ、イリノアのシチュワートまでいやがる」
ダリル「各部隊の精鋭ばかりだぜ」
グラハム「驚くのはまだ早い!プロフェッサーエイフマンの手で、フラッグ全機がカスタム化される予定だ」
ハワード「本当ですか!?」
グラハム「嘘はいわんよ。調査隊が正規軍となり、12人ものフラグファイターが転属。かなり大掛かりな作戦が始まると見た!引き締めろよ」
ハワード&ダリル「了解!」

ピーリス「出動ですか?中佐」
セルゲイ「おそらくな、まだ私に作戦の内容は伝えられていないが、我々だけでなく、他のモビルスーツ部隊にも指示があったようだ」
ピーリス「今度こそ、任務を忠実に実行します」
セルゲイ「気負うなよ」
ピーリス「了解!」

女「ああ」
コーラサワー「悪いが、そろそろ時間だ。この埋め合わせは今度な」

コーラサワー「AEUのエース、パトリック・コーラサワー、ただいま…ぐっ!」
マネキン「遅刻だぞ、少尉」
コーラサワー「ああ…なんだ女、よくも男の顔を…ぐっ!に、二度もぶった…」
マネキン「カティ・マネキン大佐、モビルスーツ隊の作戦指揮官だ」
コーラサワー「良い女じゃないか。遅刻して申し訳ありません。大佐どの。惚れたぜ」

アレハンドロ「まるで殉教者きどりだ。このような行動で戦争の根絶など」
リボンズ「ガンダムの性能を、神の力だと勘違いしているんですよ」
アレハンドロ「馬鹿馬鹿しい、ガンダムは兵器だよ。目的を遂行するため、人をあやめるために作られたものだ」

スメラギ「あ、一般回線にメッセージ?」
ビリー「やあ、元気にしてるかい?ちょっと君に読んで欲しい資料があってね。良かったら意見を聞かせて欲しい。返事をしてくれるのを期待してるよ」
スメラギ「あ、これって…まさか」

ルイス「ああ〜ああ〜ははあ〜あ…」
沙慈「こうなると思った。着てくれてありがとう。人数が多い方が、ルイスも気がまぎれると思って」
刹那「そうでもないようだ。…母親が帰ったくらいで、なぜ泣く?」
ルイス「寂しいからよ!」
刹那「会おうと思えば、いつでも会える。死んだわけじゃない」
ルイス「ああ!沙慈こいつ嫌い!叩くか殴るかして!」
沙慈「いや、できないって。ていうか、同じ意味だよ…ごめんね」
刹那「平和だな」
沙慈「あ…」
刹那「すまない、用事ができた」
沙慈「ああ、うん」
ルイス「帰れ帰れ!バーカバーカ!」

刹那「各国家軍に動きあり」

ロックオン「なるほどね」

クリス「合同軍事演習?」
リヒティ「ユニオンと人革とAEUが…」
ワン「エージェントからの報告です」
ホンロン「数日後には、正式発表があるでしょう」
ラッセ「それが本当なら、すげー規模だぞ」
リヒティ「ユニオンや人革が急に仲良くなっちゃって、なんなんすか?」
フェルト「私たちのせい…」
スメラギ「そう考えるのが妥当でしょうね。鹵獲作戦を失敗させた人革連は他の陣営と組むことで、私たちをけん制しようとしている」
ラッセ「軍事演習なら、わざわざ俺たちが介入する必要はないんじゃないか?」
ティエリア「なにかがある…軍の派遣には、莫大な資金がかかる。たかがけん制で大規模演習を行うなどありえない」
スメラギ「同意見よ。ワン・リューミン、演習場所の特定を」
ワン「させています」
スメラギ「お願いね。みんな、出撃することになると思うわ。今のうちに羽をのばしておきなさい」
クリス「あ、フェルト、買い物いこ」
フェルト「え、あ…」
クリス「ほら」
リヒティ「ラッセさん」
ラッセ「遠慮する」
リヒティ「まだ何も言ってないっすよ」
ティエリア「こうも世界が早く動くとは…ヴェーダにも予測できない、人のうねりというものがあるというのか」

アレルヤ「少し急ぎます。加速Gに注意してください」
イアン「年寄り扱いするな」
アレルヤ「ふっ、ご無礼」

ビリー「わざわざ来てくれて嬉しいよ」
スメラギ「あんな物騒なファイル、勝手に送っといてよく言うわ」
ビリー「それは失礼をしたね」
スメラギ「で、このファイル、本物なの?」
ビリー「軍のシミュレートプランということで、納得してくれないかい?」
スメラギ「現行戦力における、ガンダム鹵獲の可能性」
ビリー「君の意見を聞かせてもらえないかな?戦術予報師としても」
スメラギ「ガンダムの情報が少なすぎるわ。性能面もそうだけど、4機しかいないとは考えられないし」
ビリー「量産化は考えられないね、人員や資材の確保でルートが割れる」
スメラギ「そうね」
ビリー「君が作戦指揮官だとすれば、どうする?」
スメラギ「わかってるくせに」
ビリー「たしかに、現行戦力でガンダムは倒せない。しかし、圧倒的物量で包囲戦、消耗戦に持ち込み、中のパイロットを疲弊させれば…」
スメラギ「機密保持のために、オートで動く可能性があるわ。最悪自爆だって」
ビリー「さすがだね。君なりに分析していたんだ。ソレスタルビーイングを」
スメラギ「え…やめてよ、そういう言い方」
ビリー「ご、ごめん」
スメラギ「フェイル、コピーもとってないから安心して。ていうか、こんな情報を私に見せるなんて、あなた軍人失格よ」
ビリー「良かったら、基地によっていかないか?エイフマン教授も君のことを心配していた
スメラギ「ごめんなさい。用事があって」
ビリー「待ってる人でもいるのかい?」
スメラギ「いるとしたら?」
ビリー「うーん、穏やかじゃないね」
スメラギ「本当に用事があるの、じゃあ、また」
ビリーいいさ、また会えるのなら」

アナウンサー「最新情報です。ユニオン、人類革新連盟、AEUは三軍合同による、大規模な軍事演習を行うと発表しました。報道官の公式コメントによると、この軍事演習は、軌道エレベーター防衛を目的とし、各陣営が協力して、さまざまな状況に対処するための訓練を行うとしています。現在、演習場所、日程については公表されておりません」
リヒティ「はじまったっすね」
ラッセ「ああ」

アナウンサー「この大規模な演習には、日本に駐留しているユニオン軍の参加も決定しており、また、国防軍にも参加要請が出ています。しかし、政府は慎重な態度を示しており…」

ハワード「高出力のプラズマジェットに、新型のリニアライフル、独立飛行隊らしくなってきたじゃないか」
ダリル「とはいえ、あのガンダムにどこまで対抗できるやら」
金髪軍人「出撃前から臆病風かよ。部下がこんなんじゃ、グラハム中尉の力量も知れるってもんだな」
ハワード「中尉じゃなくて、上級大尉だ。新部隊編成で昇進なされた」
金髪軍人「ほう、そいつは凄い。また上官でも殺したか?」
ダリル「根も葉もないことを言うな」
金髪軍人「ふっ、せいぜい気をつけな。下手こくと後ろから撃たれるぜ。上級大尉どのにな」
ダリル「貴様ぁ!」
グラハム「やめておけ」
ハワード「大尉!」
グラハム「君が何を思おうともかまわん。だがその汚名、戦場で晴らしてみせよう」
金髪軍人「ふっ、期待してますよ、グラハム・エーカー上級大尉」

ホンロン「お嬢様、例の米軍艦隊が動き出しました。太平洋を横断して、ユーラシア方面へ向かっている模様です」
ワン「今頃、AEUも人革連も境界線に向けて、モビルスーツ隊を終結させているでしょうね」
ホンロン「なぜ、そのことを?」
ワン「的確なのよ、スメラギさんの予測は」

ティエリア「どうです?」
スメラギ「私とヴェーダの意見が一致したわ」
ティエリア「紛争が起こるというのですか?」
スメラギ「確実にね」
ティエリア「場所は?」
スメラギ「中国北西タクラマカン砂漠。濃縮ウラン埋設地域」
ティエリア「濃縮ウラン?」
スメラギ「どこの組織か知らないけど、この私設をテロの標的にしてる。ユニオンか人革かがこの情報をリークして、演習場所に選んだのよ。施設が攻撃されれば、放射線物質が漏出し、その被害は世界規模に及ぶわ」
ティエリア「すぐにでも武力介入を」
スメラギ「敵の演習場のただ中に飛び込むことになるわ。演習部隊はすぐに防衛行動に出るわよ。いいえ、ガンダムを手に入れるために、本気で攻めてくる」
ティエリア「それでもやるのが、ソレスタルビーイングです」
スメラギ「ティエリア…」
ティエリア「ガンダムマイスターは生死よりも、目的の遂行、および機密保持を優先する。ガンダムに乗る前から決まっていたことです。いいや、その覚悟なくしてガンダムにはのれません」

ロックオン「了解だ。アジトに戻る。こいつはヘビーだな。手加減はできそうにないな!」

アレルヤ「これが世界の答え。GN粒子最大散布。機体前方に展開。キュリオス、大気圏に突入する」

刹那「了解。指定時間にポイントに合流する」
クリス「よろしくね。へ?なんで、エクシアのいるところ」
ラッセ「おい、どうした?」
クリス「ううん、なんでもない」
ラッセ「そうか」
クリス「あははは…。もう、勝手なことしちゃって、怒られても知らないから」

マリナ「ん…ん…、ん、そこにいるのは、誰?…刹那・F・セイエイ、どうして?」
刹那「なぜ、この世界はゆがんでいる?神のせいか?人のせいか?」
マリナ「え…。神は平等よ、人だってわかりあえる。でも、どうしようもなく、世界はゆがんでしまうの。だから、私たちお互いのことを…あ、刹那?」

刹那「何がゆがんでいる?それは、どこにある?」

部下「大佐、お客様がお見えになりました
大佐「通してくれ」
アリー「失礼いたします」

アリー「我が隊に極秘任務ですか?」
大佐「詳しくは指令書を読んでくれ。この私ですら知らされていない。私に与えられた任務は、君にこの指令書を渡すことと、アグリスタを預けることだ」
アリー「アグリスタ?第5次太陽光紛争で使用した、あの機体を」
大佐「機体の受け渡し場所も、指令書に明記されている」
アリー「了解しました。第4独立外人騎兵連帯、ゲーリー・ビアッジ少尉、ただいまをもって、極秘任務の遂行に着手します」

アリー「ふっははははは…、楽しくなってきたじゃねえか。こりゃあ戦争だぜ。それも、とんでもねえ規模のな!」


次回予告
圧倒的な物量、絶え間なく続く攻撃、これが世界の答え。これがガンダムマイスターの終焉。次回、折れた翼。刹那、神の名を叫ぶ。


全セリフ確認用動画
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