機動戦士Zガンダム第36話「永遠のフォウ」全セリフ・全歌詞

  1. 2008/12/01(月) 00:25:18|
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機動戦士Zガンダム第36話「永遠のフォウ」全セリフ

永遠の別れ…。それが永遠の逢瀬なのか、それはわからない。
ただ取り戻そうとした。ただそばにいて欲しかった。
その願いを壊す人の欲望は、戦争のために人の意思を捻じ曲げる。
終わりではない。彼女の死は、まだ、途中経過に過ぎない。



ナレーション「カラバの攻撃を、人工衛星軌道上から協力をしていた百式とZガンダムは、キリマンジャロに降下してしまった。そして、そこでカミーユは、フォウ・ムラサメと出会った」

カラバクルー「何を躊躇っているのです?」
クワトロ「アウドムラが戻ってくるのを待った方がいい。こちらも万全の体制を取ることができる」
アムロ「だが、敵にも余裕を与えることになる」
カラバクルー「そうですとも。麓では、突撃部隊も出撃の命令を待っています」
アムロ「指揮権は君に委ねられたんだぞ」
クワトロ「これ以上は、力攻めで落とせる相手ではないぞ」
アムロ「クワトロ大尉、カラバの力を過小評価してもらっては困るな」
クワトロ「しばらく考えさせて欲しい」

クワトロ「どうした?」
カミーユ「なぜ出ないのです?」
クワトロ「君がちゃんと戦ってくれないのではないかと、心配でな」
カミーユ「フォウを殺しておけばよかったと、思ってるんですか?」
クワトロ「そう簡単には言えないな。フォウを殺していたら、君はもっと使えないパイロットになっていたかもしれない。フォウは強化人間だ。しかし、彼女には、近くにいる人にまで、影響を与える力が備わっている」
カミーユ「それに、僕が取り込まれてしまうとでも思っているんですか?」
クワトロ「君は、フォウを自分の手元に引き寄せられると思っているだろうが…」
カミーユ「あなたもそう思ってくれて、協力してくれれば、サイコガンダムは落とせます。フォウだってまともになります」
クワトロ「いや、フォウの意識はもっと強制されて、人為的に造られている。薬物と催眠療法でな」
カミーユ「推理で物を言わないでください」

キリマンジャロ基地クルー「出迎えの艦隊が衛星軌道に入るのは、明け方になるそうです」
ジャミトフ「ご苦労。しばらく仮眠を取らせてもらう」
キリマンジャロ基地クルー「はっ!」

カミーユ「新型のモビルスーツか」
フォウ「は?はぁ…」
カミーユ「は!やはり、いるんだ」
フォウ「カミーユ…カミーユ!」

フォウ「止まれ、怪しいヤツ!動くと撃つ!バァーン!うふふふふふふ。あははははは」
カミーユ「フォウ…」
フォウ「カミーユ…」
カミーユ「フォウ、会いたかった」
フォウ「カミーユ!」

キリマンジャロ医務員「ジェリド中尉、困ります!あなたはまだ病人なんですよ!」
ジェリド「出撃できていれば、敵のモビルスーツの1機も落とせたんだ。なぜもっと早く報告しない!」
キリマンジャロ医務員「あなたは治療のために、宇宙から降りてきたのですよ?」
ジェリド「どけ!」
キリマンジャロ医務員「あぁぁ」
ジェリド「すぐ戻るって。戦況を調べてくるだけだ」

フォウ「必ず会いに来てくれると思ってたよ」
カミーユ「迷惑じゃないのかい?」
フォウ「全然。何でそんな事聞くの?」
カミーユ「だってさ…」
フォウ「コーラにする?グアバを飲む?」
カミーユ「任せるよ」
カミーユ「(妙だな、監視カメラがない。しかも昼間と全く違うフォウ…。全く別人に見える。しかし、僕には同じフォウにしか見えない。)」
カミーユ「フォウ、本当の名前はわかったのかい?」
フォウ「はっ!」
ナミカー「(記憶が欲しいのなら、エゥーゴを倒すのよ、フォウ!憎みなさい、エゥーゴを憎むのよ!)」
フォウ「あぁぅ…」
カミーユ「フォウ」
フォウ「美味しいよ」
カミーユ「ありがとう」
フォウ「うふふ、カミーユ…。でも変だ、お風呂に入るまで、全然カミーユのこと忘れてたんだよ。何でだろうね?」
カミーユ「僕のこと、嫌いになったんだろ?」
フォウ「うふふふふふふ、ずっと好きよ。でもあたしは変わってしまうのよ、サイコガンダムに乗ると…」
カミーユ「(アムロさんも言ってたな。フォウが戦うのは、戦闘システムのせいだって。)」
フォウ「あたしの頭の中はカラッポになって、別のあたしが入り込んで来る。だから…」
カミーユ「乗っちゃいけない。フォウはもう、あんなマシーンに乗ることはないんだ」
フォウ「うん、カミーユがそうしろって言うなら、もう乗らない」
カミーユ「フォウ」
フォウ「うあっ、あぁぁ!」
カミーユ「フォウ!」
フォウ「あぁぁ、頭が。頭が…い…。く、薬…薬を…」
カミーユ「どこ?」
フォウ「あそこ…」
カミーユ「これか?」
フォウ「うん…あ…。ダメだ。これだけじゃ」
カミーユ「取ってくる。どこへ行けばいいんだ?」
フォウ「ダメ!カミーユが行ってもダメ。あたしが直接行かなければ」
カミーユ「じゃあ、一緒に行こう。案内して」
フォウ「カミーユ、あなた、あたしの敵じゃないよね?」
カミーユ「当たり前じゃないか。さ、行こう!」

カミーユ「薬を。フォウが…」
ナミカー「フォウ?」
カミーユ「急に頭痛がするって」
ナミカー「アフタミレランの複合剤を」
医務員「はい」
カミーユ「どういう薬なんです?」
ナミカー「え?あなた、カミーユ・ビダン!」
カミーユ「う!」
ナミカー「エゥーゴのニュータイプよ!ガンダムのパイロットの」
カミーユ「やめろ!」
医務員「ぐあぁ!」
カミーユ「あなた、動かないで!」
ナミカー「そのキーボードは…」
カミーユ「動くな!フォウ・ムラサメ…ムラサメ研で4番目の強化人間…」
ナミカー「強化人間ではない。人工的にニュータイプを造る研究をしている…」
カミーユ「何だと?」
ナミカー「ニュータイプに対応するためには、人間を強化する手段を…」
カミーユ「それが人間のすることか!人をあんなに弄り回して。記憶を戻してやれ。今すぐにだ」
ナミカー「そんなの無理でしょう?人間の記憶なんて、そう都合よく消したり戻したりできる訳ないでしょう」
カミーユ「うぅ、何だと!」
ジェリド「そこまでだ。オレはその女を人質にされたって無視するぜ」
カミーユ「ジェリド中尉」
ジェリド「死ね、カミーユ。うっ!」
カミーユ「フォウ!」
フォウ「カミーユをいじめるなら、私が許さないよ」
ジェリド「貴様…!強化人間の出来損ないが」
ナミカー「フォウ、行ってはダメよ、フォウ!」
カミーユ「そのまま動くな。追って来たら撃つぞ」
ジェリド「ふんっ!」

カミーユ「えぃっ!」
フォウ「雲の絨毯…。あったかそう…」
カミーユ「陽動の砲撃。また来るぞ」
フォウ「あっ。どこへ行くの?」
カミーユ「君の記憶をエゥーゴで治す」
フォウ「記憶?記憶って?」
カミーユ「何言ってんだい?ホンコンにいた時、記憶を欲しがってたじゃないか、君は。治さなくっちゃいけない」
フォウ「あたしが…?」
カミーユ「フォウ、行くんだ!」
ジェリド「ここまでだな、カミーユ。えぇぃ…。カラバめ、まだ来るのか」
カミーユ「えっ」
ジェリド「うっく」
カミーユ「せいっ!」
ジェリド「うわぁ!」
フォウ「落ちてく…。こうしなければ、あたし達が殺されてたの?」
カミーユ「フォウ?当たり前じゃないか」

アムロ「散開しろ。地上から狙い撃ちされるぞ」
クワトロ「カミーユめ、どこへ潜り込んだのだ?」

ジェリド「うぅ、カミーユめ、よくも…よくも…」

フォウ「は、うぅぅっ!」
カミーユ「フォウ、大丈夫か?」
フォウ「ちょっと眩暈がしただけ」
カミーユ「薬がいるのか?」
フォウ「大丈夫…大丈夫よ。はあぁ!うぅっ!」
カミーユ「フォウ。フォウ、走れるか?」
フォウ「あぁぁっ!」
カミーユ「は、フォウ?フォウ、君は…」
フォウ「お前は…誰だ?敵だな?」

キリマンジャロ基地メカマン「中尉、無茶です!そいつはまだ実戦には使えません。テスト中なんですよ」
ジェリド「モビルスーツだろう?動けばいいんだ。動きさえすれば」
キリマンジャロ基地メカマン「あぁ、ジェリド中尉!」

カミーユ「待てよ。目を覚ませ、フォウ。オレだ、カミーユだってわからないのか」
フォウ「わかる」
カミーユ「わかる?」
フォウ「カミーユ・ビダンはZガンダムのパイロットだ。エゥーゴの中核の戦士として、認知されている」
カミーユ「フォウ。カミーユなんだよ。オレ、カミーユ・ビダンだ。うぁ!くっ!フォウ!何だ、フォウ?よせ、フォウ。あれを呼んじゃいけない!うぅっ!フォウ…」
フォウ「ふんっ」
カミーユ「うぅ。えぇぃ…。ダメだ、それに乗っちゃ!それは、悪魔のマシーンだ、行くな!」
フォウ「いい加減にしろ!」
カミーユ「フォウ!うぉっ!えぇい!」

ジャミトフ「うおぉっ!エゥーゴめ」
ジャミトフの側近「閣下、味方のモビルスーツ部隊が、シャトルを全力を挙げて守ります。ご安心を」

フォウ「お前達はあたしをいじめに来た。あたしから記憶を奪ったのはお前達だ!」
カミーユ「(戦っちゃいけない。戦っちゃいけないんだ、フォウ!)」
クワトロ「カミーユ…!カミーユ、Zに乗れ!」
カミーユ「僕に、フォウを撃てって言うんですか?」
クワトロ「これは戦争だぞ、カミーユ!」
カミーユ「だけど、僕は人間です!」
クワトロ「こんな所で子供の理由を振り回すな!戦いの中で人を救う方法もあるはずだ。それを探せ!行くぞ!」
カミーユ「ある訳ないだろ!クワトロ大尉の言う事の方が、よっぽど理想論だ。オレはフォウを守る!」

カミーユ「フォウ、やめろ!戦うんじゃない!フォウ、戦っちゃいけない!君は病気なんだ!」
フォウ「出て来たか、Zガンダム!」
アムロ「カミーユ、離れてろ!」
カミーユ「大尉、やめてください!攻撃はしないで!」
アムロ「どうしろと言うんだ!」
カミーユ「僕が説得します。フォウ、止まれ」
フォウ「前に出て来るとは、いい自信だよ!」
カミーユ「フォウ!何?」
ジェリド「カミーユ!」
カミーユ「ジェリド!」
キリマンジャロ基地クルー「サイコガンダム、指令である」
フォウ「何ぃ?」
キリマンジャロ基地クルー「ジャミトフ閣下を守れ。シャトル発射口へ」
フォウ「りょ、了解」
キリマンジャロ基地クルー「カウントダウンは継続中。発射まで約30秒」
クワトロ「宇宙に逃げる?ジャミトフか!」
フォウ「来るな!」
クワトロ「うおっ!」
キリマンジャロ基地クルー「よし、ジャミトフ閣下が脱出するまで動くな」
フォウ「了解」
クワトロ「何だ?フォウという強化人間のプレッシャーか!?」
キリマンジャロ基地クルー「3、2、1…発射します」
クワトロ「逃がさん、ジャミトフ!みすみす逃がすとは…」
アムロ「チャンスはまだある」
クワトロ「は!」
アムロ「突撃部隊、成功したな」
クワトロ「見ろ、アムロ!」
フォウ「はっ、うわぁっ!」
カミーユ「フォウ!」
ジェリド「逃げるか、カミーユ!う、うぉっ!」

カミーユ「フォウ、大丈夫か?フォウ!返事してくれ、フォウ!」
カミーユ「(フォウ!フォウ!)」
フォウ「(カミーユ?どこなの?)」
カミーユ「(ここだ、フォウ。)」
フォウ「(カミーユ、カミーユ。)」
フォウ「カミーユ?」
カミーユ「よし、コクピットを開けろ」
フォウ「カミーユ。あなたなの?」
カミーユ「サイコガンダムのコクピットにいてはいけない。早く!」
フォウ「はっ!」
ジェリド「死ね、カミーユ!」
カミーユ「ジェリド!」
フォウ「来るな!」
ジェリド「ちぃ!」
カミーユ「フォウ!」
フォウ「わぁ!あぁぁぁ…」
カミーユ「フォウ!!」
フォウ「(カミーユ、悲しまないで。これであたしは、いつでもあなたに会えるわ。本当に、あなたの中へ入ることができるんだから。)」
カミーユ「えぇぃ!…フォウ。しっかりしろ、フォウ!フォウ、目を開けろよ。嘘だろ?こんなの嘘だろ?目を開けてくれよ、フォウ!うわぁぁぁ!」
アムロ「人は、同じ過ちを繰り返す…。全く!」
クワトロ「同じか…」
アウドムラオペレーター「クワトロ大尉、要塞の誘爆が顕著です。間もなく、山頂全体が爆発します」
クワトロ「わかった。各モビルスーツは順次アウドムラに移動。こちらもすぐ行く。カミーユ、ここは危険だ!撤退するぞ」
アムロ「カミーユ、何してる!?爆発に巻き込まれるぞ!」
クワトロ「カミーユ、かわいそうだが、君はまだ死ねない身体だ。カミーユ、乗れ!」
カミーユ「うっぅぅぅぅ」
クワトロ「戦士は、生きている限り戦わねばならんのだ。アムロ大尉、行くぞ」
アムロ「よし、大きいのが来る」

カミーユ「僕はもう、あなたのことをクワトロ大尉とは呼びませんよ。あなたはシャア・アズナブルに戻らなくてはいけないんです」
クワトロ「そうだな、カミーユ」


次回予告

カラバは、地球連邦政府の議会を制圧した。シャアは、そこで自分の正体を明かし、ティターンズの危機を世界に訴えた。それは、時代の変わる狼煙であった。次回、機動戦士Zガンダム、ダカールの日。君は刻の涙をみる・・・


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